【堺市エクステリア職人20年の職人が選ぶ】カーポートの選び方

カーポート

いつもお世話になっております。
大阪府堺市エクステリア施工専門の株式会社坂田技巧です。

今回は、カーポートの選び方についてお話をします!!

【 目次 】

  1. カーポートとは
  2. カーポート設置前に確認すること
  3. カーポートサイズの選び方
  4. カーポートの幅について
  5. カーポートの値段について
  6. カーポートメーカー

カーポートとは

カーポート

大切なお車を守ってくれながらも、ガレージに比べ開放感があり工事費が安く、設置も比較的容易なのが特徴。
雨天時の乗り降りや、荷物の積み下ろしが楽になることは勿論ですが、鳥の糞や雨などによる汚れから守ってくれるため、メンテナンスも楽になります。
また、夏場の日差しや紫外線による車体の色褪せや、霜、積雪なども防いでくれます。

ガレージの写真

ガレージと混同されやすいですが、カーポートは、屋根と柱で構成された簡易的な車庫のことであり、ガレージは、屋根・壁・シャッターで構成された建物のことをいいます。

費用・工事費的にも、カーポートのほうがガレージよりも安く、設置工事しやすいことがメリットです。また、壁がないため自動車の乗り降りや、荷物の積み下ろしが容易にできる点もカーポートの魅力と言えます。

カーポート設置前に確認すること

カーポートサイズの選び方

高さの種類について
カーポートの高さには種類があり、選ばれる順でご紹介いたします。

カーポート高さ種類
  • 250cm【ハイルーフ】
  • 220cm【標準】
  • 280cm【ロング】

(メーカーによって多少異なりますが、ほぼ同じ高さです。)

車の種類

参考までに車のサイズ一覧がこちらになります。

車種車幅(㎝)全長(㎝)全高(㎝)
軽自動車148034001750
小型車170041001500
中型車170047001500
大型車170048002000
ワンボックス185050001500
平均的なサイズとなります

ロングは、あまり見かけることはありませんが、車の上にキャリアーの載せる場合であればロングがおすすめです。
カーポートは一度設置してしまうと、高さを簡単に変えることができません。
もし、今乗っている車の車高が低く【標準:220㎝】で考えていたとしても、後々車を乗り換える場合を考慮して、【ハイルーフ:250㎝】にすることをオススメします。

カーポートの幅について

カーポートの幅(間口)は、敷地によって制限されますが車の台数で考えた場合

  • 1台用:240 ~ 330cm
  • 2台用:360 ~ 600cm
  • 3台用:720 ~ 800cm

となります。

車幅サイズ

参考までに車のサイズ一覧がこちらになります。

車種車幅(㎝)全長(㎝)全高(㎝)
軽自動車148034001750
小型車170041001500
中型車170047001500
大型車170048002000
ワンボックス185050001500
平均的なサイズとなります

あまりギリギリのサイズを選んでしまうと、柱が邪魔になりドアの開閉がやりにくかったりすることもあるので、ゆとりを持って駐車したい方は、大きい幅のタイプを選ぶといいですね。

また、玄関アプローチが縦長の場合であれば、縦長のカーポートを設置することができます。
縦長タイプは意外と使いやすく、車1台+自転車(物置)、車2台など幅広い使い方が可能になります。

カーポートの値段について

カーポートの値段は、デザイン性によって変わりますが、平均的には以下の価格が相場になります。

  • 【1台用】20万円前後
  • 【2台用】30万円前後
  • 【3台用】90万円前後
  • 【4台用】100万円前後

同じ1台用の値段でも、施工場所によっては変形カーポートへの施工が必要であったり、加工費がかかる場合もございます。

変形カーポートの事例
変形カーポートの施工例

また、敷地に十分なスペースがある場合。
車1台に対して、1台分のカーポートを設置するのではなく、2台用を設置するなどもオススメです。

  • 知人が遊びに来た場合、来客用の屋根になる
  • 雨の日でもカーポート下で子供と遊ぶことができる
  • 日曜大工やバーベキューも可能
  • 家族が多い場合、自転車置き場としても活用できる

など、色々な活用方法ができます。

カーポートメーカーについて

当社が一番オススメするのは『三協アルミ』です。
私が見習のころからお世話になっており、信頼も高いメーカーです。

その他にも、
LIXIL
YKKAP
など、一度は聞いたことがあるメーカーも取り扱っています。

カーポート各メーカーの特徴

三協アルミ

三協アルミは、総合建材メーカーです。
デザイン性に優れたカーポートが特徴であり、屋根ひとつでも多種多様な構造の商品が多数あります。
外壁に合わせてカーポートにもこだわりたい方はオススメです。

▶三協アルミのカーポートはこちら

LIXIL

2011年に国内の主要な建材・設備機器メーカー、トステム、INAX 、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して誕生したのがLIXILです。
トイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供しています。

YKKAP

日本語訳で、「建築部材を提供する会社」がYKKAPです。
2022年度の組織再編により、リノベーション本部が住宅本部に統合され、YKK APの国内事業は「住宅事業」「ビル事業」「エクステリア事業」「ビル建材第一事業」「特需事業」「産業製品事業」の6つの事業で成り立っています。

YKKAPのカーポートは、日本製で精度の良い商品でありながら価格が抑えられている、コストパフォーマンスの良さが魅力です。

ホームセンター

今や、至る所にあるホームセンターですが、ホームセンターでもカーポートの施工ができます。
値段と、工事費の安さは大変魅力的ですが、『耐風強度』が低かったり、アフターフォローが別途料金の場合もあります。

安さだけに目を凝らさずに、強度や保証についても比較して、後々のことも考慮して施工をお願いするようにしましょう。

当社では、各メーカーの保証内容に加え、施工における『永久保証』も致しております。
▶永久保証について

お客様にとって、カーポートは大きな買い物です。
後悔しないようにカーポートを含めたエクステリアをお選び頂き、快適な生活を楽しんで頂きたいです。

そもそもカーポートってなに?

エクステリアって何?エクステリアについてご説明いたします

エクステリアの画像

エクステリアと聞いて、何を思い浮かべますか?
日常ではあまり聞きなれない言葉ですが、住宅を建てる時や、店舗などで重要な役割を担っております。
よく外構と呼ばれたりすることもありますが、外構とエクステリアは似て異なるものでもあり、最近ではデザイン面を重視することも多く、『外構』も『エクステリア』と呼ばれることが一般的になりつつあります。

\エクステリアについて詳しく書いています/

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